あると嬉しいご褒美

今週のお題「自分にご褒美」

 

 「自分にご褒美」というフレーズを世間で使うようになったのは、
いつのことだろうか。日頃から、あまり褒められることはないので、
褒美と言えば献血を重ねた結果頂いた盾と表札だろうか。

 献血の貢献に対して金色有功章などを授与されるのだが、副賞と
いうか記念品は、県によって違いがあるようだ。私の場合、秋田で
頂いたのは盾と表札だったが、その後規定も変わったのか、東京では
グラスと感謝状を頂いた。


 特に褒美が欲しくて献血していた訳ではなく、自分の健康チェック
と社会貢献ということでやっていたので、仕事場に突然、日赤の支部
の方が見えて盾を持ってきた時は、何のことかわからず驚いたが、
嬉しくもあった。

 表札の方は、時間がかかるということで、後から送られてきたが、
以後転居する度に掛け替えて現在に至っている。初めて来る人は、
表札を見て赤十字の関係者の方ですかという質問をされることがある
が、実際には上記のような経緯を説明することになる。
 今でも、多額の寄付をされた方には、盾が贈呈されているようだが
表札を贈呈するのは秋田県独自なのではないだろうか。


 ところで、自分にご褒美というのは、ご褒美をくれる人もいないので
頑張った自分にというか、頑張ったという意識のある自分への言い訳を
して、何かいい物を買ったりするということであろうか。
 妻は、「そんなこと言わないで、欲しい物があるなら欲しいと言って
買えばいいではないか、そういう言い方は嫌いだ。」と言う。
  
 確かに、言い訳がましいようなところはあるが、一介のサラリーマン
であった自分には、言葉のついていない業績評価の賞与とは違い、例え
金額が少なくても、満足感があるものであれば嬉しいという気持ちは
よくわかる。


 ちなみに、我が家は資金管理をしているのは自分なので、自分が
欲しいものは、資金が許せば買えないことはないのだが、家計全体を
考えて、臨時収入があった時にこれ位はいいだろうと言い訳をして、
「自分へのご褒美」をするということにしている。

 妻は、「これ買っていい?と」言ってくるのだが、ダメとは言いずら
いので、ほとんどはOKになってしまうため、当然ながら自分へのご褒美
はないのである。

 

追記

 今回のご褒美は、小銭入れになった。ずっと使っていて革がひび割れ
縁も欠けてきたので更新したいと思っていたのだが、なかなか気に入った
のが見つからずにいた。
 ネットで見つけたJOGGOというメーカーのものが、形や色がいいと
思ったのだが、どうしようか迷っていた。オーダーなので少し高いが、
ブランドものほど高くないので、これ位ならいいだろうと、今回購入に
至ったわけである。
 今年はコロナで、旅行へも行かずに頑張ったご褒美です。