充電式クリップ扇風機を返品

今週のお題「最近壊した・壊れたもの」

 

 久しぶりの今週のお題、最近壊れたものは、「充電式クリップ扇風機」です。
最近壊れたと言っても、長く使っていたものではなく、7月初めに買ったばかりの
ものなので、その顛末をご報告しようと思っております。

 充電式の扇風機は、前にも何台か買って持っていたのですが、7月に入って
猛暑になって使おうと思ったのですがしまい込んだ場所が思い出せなくて、1台
追加で買うことにしました。
 以前にも買った通販サイトで、機種を比較しながら、値段と買った人の評価
も参考に選んだ1台でした。

 通販サイトで申し込んだら、数日で届き、早速ダンボールを開けて取り出した
のですが、入っていたのは製品の他に、充電用のUSBケーブルと細かな字で書い
てある説明書、そして通販サイトに5つ星の評価を書いたら、ノベルティを進呈す
るというカードでした。
 この手のいい評価を書くと、何かをくれるというのは、中国系の業者がよく使
う手法なのですが、私はそういうのは嫌いなので、評価もあまり書きません。
 いずれにしても、評価は使ってみないとできないので、使ってみることにしました。

 使ってみると、なるほど謳い文句にあるとおり、静かで風量もそれなりにあり、
昔のものより性能がよくなっているという感じがしました。
 充電式の扇風機なので、USBの充電端子をつなぎながら、使っていたのです
が、そのうち充電池の容量が切れたのか、直ぐに止まるようになってしまいました。
 説明書の細かい字を見ても、充電するには充電端子にケーブルをつなぐだけ
ということで、付属のケーブルでつないで、充電器を専用にしてつないで、一晩
置いたのですが、スイッチを入れると直ぐに止まってしまいます。
 充電ケーブルが断線しているのかと思い、別の実績のあるケーブルをつないで
やってみたのですが、状況は変わりません。

 やむを得ず、通販サイトのサポートに故障の状況を入力して、返品することに
なりました。
 返品して交換という選択もあったのでしょうが、私は返金をしてもらうことにな
り、次回の請求から金額が差し引かれることになっています。
 返品と返金自体はスムーズにできたので、問題はなかったのですが、今回の
件では反省点がありました。

1.金額が安ければいいいというものではない
 充電式の扇風機はたくさんの製品があるのですが、有名ブランドの製品は
あまりありません。性能と価格を考えると、中国製の製品が主流です。
 宣伝に書いてあるのは、自社製品の優位点、小型、静音、風量調節あり、
首振り機能ありなどです。
 どこのメーカーも似たり寄ったりなので、セールで割引のあるものを買ったのです
が、もう少し比較して見るべきでした。

2.評価がよければいいというものでもない
 ユーザーの評価は大事で、虚偽も入っているかもしれませんが、辛口の評価
が入っているのは大事です。
 今回の機種は、あまりにいい評価が多かったので、つられてしまったのですが、
メーカーが評価を操作しているのであれば、悪い評価は寄せられないとい結果
になりました。
 私自身は、どんな有名メーカーのものでも故障はするという前提でいるので、
故障自体は仕方ないにしても、入り口のところで評価を操作しようとしている
姿勢には不信感を覚えました。

3.肝心なことが抜けていた
 充電式の扇風機なので、電池がなくなれば使えなくなります。どの位電池が
残っているのかがわからないと、意味がありません。
 電源をつなぎっぱなしにして使う人は、あまり気にしないのかもしれませんが、
それにしても充電されているのかいないのかがわからないようでは、問題ありという
べきでしょう。
 そういう意味で、各社の製品の説明を見比べてみたのですが、充電容量の
表示があるというものは少数でした。
 コストダウンのために、機能を省略しているのでしょうが、ユーザー本位の設計
ではないという気がしました。
 次回買う時は、多少高くても、電池残量表示が出るものにします。 

 値段が安いので、仕方ないと言えば仕方ないのですが、返品の手間を考える
と割に合わないような気がします。
 それでも、今回はすんなり返品・返金ができたのでよかったのですが、高額な
ものは量販店の通販か店頭で買う方が安心ということでしょう。
 以上、反省をこめて。