ポケットマネーにできるといいな

今週のお題「30万円あったら」

 

 2万、3万というお金だとあまり意識しないのだが、10万円を超える
と意識するのは、貧乏性なのだろうか。
 最近買ったもので高額なのは、電気掃除機で、4万円弱だった。
これとて、古い機種を更新するためのものなので、衝動的に買ったと
いう訳ではない。
 そんな性格なので、30万円を手にしたら、何に使うでもないので、
とりあえず貯金しておこうとするのではないだろうか。

 とは言っても、これは自由に使える臨時収入として30万円あったなら、
という話だと思うので、ここからは空想的な話になるかもしれない。
 最近は、それほど強い物欲はないので、漠然と思うのは、新しい車
とか、カメラとか時計とか、あったらいいなと思うのだが、別に今あるもの
でも特に不自由しているわけではないので、まあいいかという感じになる。

 それに、30万円という金額は、少なくはないが、車などを買うには足
りないので、それだけで夢がしぼんでしまうところがある。
 では、モノでなく、旅行のような事消費はどうかということになるのだが、
一人で行くわけにはいかないので、妻と二人で行くとなると、費用が倍
になるので、足代や観光代を考えると三泊四日位かなと思ってしまう。
 別にそれでもいいので、行きたいところはあるのだが、老親を置いていく
とか、病院の検査とかを外した日程を考えるという制約もある。
 そういうことを考えだすと、さらに夢がしぼんでしまう。

 なんとなく夢のない生活のように見えるが、機会を作れば30万円くらい
使うのはわけないとも思っている。
 例えば、先日も親族で会食をしたのだが、4人で3万円弱だったし、先月
舞台を見に行ったら、2人で2万円だった。この調子で、毎月会食や旅行を
していけば、半年で30万円位にはなるのではないだろうか。
 つまり、30万円があろうがなかろうが、余裕のある範囲で今でも細かな
消費はしているので、結局のところポケットマネーになるという結論になる。

 ポケットマネーというのは、意外と重要で、何かあった時に役に立つとか、
精神的なゆとりを持たせてくれる。
 サラリーマンだと小遣い制でやりくりをしていると、どうしても足りなくなる時
があるので、ボーナスの一部や出張旅費の一部をポケットマネーにしたりした
のだが、30万円もあれば万々歳だと思う。
 もっとも、小遣い制の家計では、30万円も入ったら、ほぼほぼ全額を家計
に召し上げられてしまうのではないかと思うので、秘密にするしかないのだが、
発覚した時にどのような結末を迎えるかは、その家庭次第ということだろうか。
 うまくやってください。