デジタルお守り

 今週のお題が休みになったのと諸事多用で、書き込みが遅れてしまった。
ここのところ結構固い話が多かったので、今回は冗談話をしようかと思う。

 キャッシュレス化ということで、お賽銭をキャッシュレスでできる神社
があるようだが、それなら「デジタルお守り」などもどうだろうか。 
 受付に行くと、スマホにお守りソフトをインストールしてくれる。言わば
ご祈祷の簡易版という訳だ。そこには、自分の住所氏名とお願いごとが
書かれており、当然、発行者である神社名と日付が入っている。本人は、
お願いごとの機会があれば、それを出して確認と神頼みをするのである。


 ここまでは、ありそうな話だが、ここから先は冗談で、祈祷料を1万円
出したとすると、お守りの効力が1万円分表示される。
 一方、お願いの達成割合に応じて、効力が減額表示されていく。達成割合
は自分で決めるのではなく、自動的に減額されていく。ならばどうやって
達成割合を決めるのか。
 1億円の宝くじの願掛けをして、3百円しか当たらなくても減額されると
したら、どれだけ減額されてしまうのか、1回でも使えば半分になると
なると、効力がないように感じてしまうのではないか。
 そういう意味では、金額換算するようなものは、お願いとするのは余り
向かないかもしれないが、デジタルお守りには、問い合わせ機能が付いて
いる。


 「なぜ3百円しか当たらないのですか?」と聞けば、答えは「結果は神のみ
ぞ知る。」でした。お後がよろしいようで。