野菜栽培2021

今週のお題「おうち時間2021」

 

 コロナ対策で不要不急の外出を控えるように言われると
どうしても家にいることが多くなる。
 元々人が多いところは好きでないので、家にいることが
嫌ではないが、ネットやテレビ、ビデオを見ているばかり
では、ストレスが溜まってくる。

ストレス解消の意味もあって、工作をしたり野菜作りを
してきているが、2021年のおうち時間は、プランターでの
野菜栽培がメインになっている。
 ベランダや玄関脇に置くので、それほど沢山作ることは
しない代わりに、毎年違う種類のものに挑戦することに
しているが、2021年は春菊から始めた。 


 春菊は、寒い時期でもそれなりにできるのだが、プラン
ターで栽培すると、それほど沢山はできない。
 種を蒔くと沢山芽が出るのだが、そのままでは大きくなら
ないので、間引く必要があり、それを続けていくと、大きく
なるのは数株になってしまう。
 売り物の春菊に比べると、何分の1しかできないのだが、
鮮度と無農薬というのが、セールスポイントであり、元々
お楽しみでやっているので、まともにできれば万々歳という
訳である。


 春菊に続いて栽培したのは、スナップえんどうで、これは
苗を買ってきて、始めてやってみた。
 プランターでは2株程度しか植えられないので、多くの
収穫は望めないし、買ってきた苗なのでどのような実がつく
かは、やってみないとわからない。
 欲張って何本もツルを出すと、実が小さくなるようだが、
ある程度数もないと楽しめないので、その結果大小様々な実
が収穫できた。
 大きさはマチマチでも、収穫したてのものは、甘みがある
のと固くないのがいい。
 ただ、問題はつるあり種だったので丈が2メートル以上に
なって、風に煽られることなのだが、これも栽培してみない
とわからない問題で、次回はつるなし種を探そうかと思って
いる。
 

 その後、今育てているのは、ミニトマトとミニきゅうりで、
これは去年もやったのだが、品種が若干違うものである。
 ミニトマトは多くの種類があり、家庭菜園の定番でもある
が、去年買った苗は甘い実がつくという能書きどおり、果物
のように甘く好評だったので、今年は色違いのものにした。
 ただ、普通の苗に比べると倍以上高いのだが、園芸店では
お金に糸目をつけない人が多いのだろう、ほんの数株しか
残っていなかったので、苗を選べる余地は少なかった。
 去年は、別の品種のトマトも植えたのだが、あまりうまく
いかなかったので、今年はコンパニオンプランツとして、
バジルを一緒に植えている。
 バジルとトマトが一緒に収穫できたら、チーズと一緒に
食べたいと思っている。


 ミニきゅうりは、去年とは違う品種で、一昨年に栽培した
のと同じ品種にした。
 園芸店に入る苗は、仕入れの関係でいつも同じものがある
とは限らない。昨年よかったので、同じものが欲しいと思って
も手に入らず、同じようなものでも、似て非なる結果になる
ことが多い。
 花もそうだが、種苗メーカーは大量に作るので、同じ品種
でも成長に違いがあるので、苗を買う時に選別するのが重要
なのだが、タイミングが悪いと残り物になってしまう。
 今年は、一昨年と同じ苗を選んで買うことができたので、
まず第一段階はOKという状況だ。


 これから先は、虫や病気との闘いで、それを乗り越えて
収穫ができた時の喜びを味わうことが、毎年栽培を続ける
動機になっている。
 費用と手間を考えれば、ものすごいコストになってはいる
のだが、趣味と思えば安いものだ。
 欲を言えば、庭があればもっと多くのものができるのだが
それはそれで手間がかかるので、これ位がいいのかなと思って
いる。