冷やして食べる素材のおいしさ

今週のお題 冷やし○○

 

 夏休みという訳ではないですが、久しぶりの今週のお題
冷やし○○と言えば、冷やし中華とか冷やしうどんが、真
っ先に頭に浮かぶのですが、我が家での夏の定番はそうめん
です。
 そうめんの場合、冷やしそうめんと言うことはなく、氷
水の中に泳がせて食べる場合もありますが、水っぽくなる
ので、単に冷たい水にさらすだけ。ざるそばと同じような
感じで食べています。


 昔は、冷やし中華とか冷やしうどんも食べていたのです
が、仕事で外に出る機会が減ってしまい、外食の機会が減
って、家でも滅多に作らなくなってしまいました。

 思うに、外でそうめんを食べさせてくれる店は少なく、、
夏に冷たいものというと、冷やし中華、冷やしうどんやそば
になることが多かったと記憶しています。
 最近は、冷房が効いている店が多いので、熱いものを夏
に食べるのは普通なのかもしれませんが、食べて店を出た
とたんに、汗が噴き出すというのはいただけません。
 そういう意味では、冷やしを食べる価値があります。


 冷やしておいしいのは、麺だけでなく野菜もあります。
冷やしトマトや冷やしきゅうりを田舎で食べた時は、衝撃
的だった思い出があります。
 トマトに限らず、採れたての野菜のうまさは格別ですが、
それに加えて、冷たい井戸水や川の水で冷やした野菜は、
夏ならではの一品だと思います。
 冷やしたものは、素材の味で勝負するようなところがあり
麺のうまさも冷やしたものの方が味わい深く感じます。


 夏の菓子というと、水羊羹が頭に浮かぶのですが、これも
冷蔵庫で冷やして食べるのが定番です。
 我が家では、梅園の箱に入った水羊羹が量と値段の点で
優れているということで、愛好しています。

 もっと高級な菓子は、本葛を使った葛饅頭とか葛餅になる
のですが、これはそう滅多には食べられません。
 ただ、デンプンを使った代用品でも冷やせば、十分おいし
く食べられます。
 おいしい水がある地方では、水饅頭もいいですね。水の
うまさは、全ての食べ物に共通するおいしさです。

 

 今やってみたいのは、生のトウモロコシを冷やして食べて
みること。
 最近のトウモロコシは糖度が高く、生でも十分おいしい
のですが、都会では朝採れの野菜があまり手に入らないので
田舎に行って朝採れのを買ってきて、キャンプ場のような
ところで食べてみたいなと思っています。
 今年は、もう夏休みの計画もないので、この夢は来年の
お楽しみというところでしょうか。