やはり健康かな

今週のお題「自分に贈りたいもの」

 

 一頃「自分へのご褒美」という言葉が流行ったが、
賛否両論あった。
 そんな理屈なぞ言わずに、欲しいなら好きに買え
ばいいではないかという人と厳しい生活の中で言い
訳しながらチョットした贅沢をしたいという人、そ
れぞれに言い分はある。

 誰も褒めてくれないし、ご褒美をくれることもな
いが、頑張っている自分を少しでも勇気づけるため、
欲しかったものをご褒美として買うのは、決して悪
いことではないと思うし、理由をつけたくなるのも
よくわかる。

 
 さて、私の場合はどうかというと、ご褒美を貰え
るほど頑張っていないので、どちらかというと自分
の欲しいものがあれば、資金繰りなどを考えたうえ
で買うことが多い。
 家計の資金管理は私がやっているので、余裕があ
れば、いくらでも買えるのだが、根が貧乏性なので、
好きなだけ買うということはまずないし、自分だけ
だと何となく後ろめたい感じもある。

 また、やや衝動的に買ったものが、その後使われ
ないで、ガラクタ化しているため、反省していると
いうこともある。


 自分に贈りたいものは、物質的なものだけではな
いだろうが、そういったものは、得てして相手があ
ったりして、簡単に贈れないということもある。
 例えば、妻の誕生日に贈るものを、今年は何にし
ようかと、かなり前から考えたり、喜びそうなもの
を衝動的に買ったりするのは、結果として相手から
返ってくる言葉を期待しているからで、いわば間接
的に自分に贈りたいものを求めていると言える。
 
 そうは言っても、こちらが思うほどよいリアクシ
ョンが返ってくるとは限らないので、そうなると、
次回はどうしようか考えることになる。


 バレンタインデーは、国民的行事になっているの
で、職場でも貰ったりするが、お返しを考えると煩
わしいし、私自身はチョコレートがそれほど好きと
いう訳ではないので、全て家に持ち帰り消費しても
らっていた。
 お返しの方は、義理チョコなので、自分で考える
ことなく、家人に頼んで調達して渡していた。
 
 一方、我が家で家人から贈ってくれるのはチョコ
でなく、銀座木村屋の酒種あんぱんが定番になって
いるため、お返しを何にするかは自分で考える必要
があり、そのため時期になると街へお菓子を探しに
いくことになる。


 今年は何にするかわからないが、できれば自分も
ご相伴に預かれるものを探すのが一番いい。
 去年はどうだったか忘れたが、ホワイトデーなら
高級食パンか瑞穂の大福あたりがいいのではないか
と、漠然と思っている。
 そんなことを考えてはいても、実際には時間がな
くて、コンビニで調達といったこともあった。

 何にしても、健康でおいしく食べれればいいので、
そういう意味では、自分に贈りたいものも含めて、
健康が一番の贈りものと言える。