サボりたいけど、サボれない

今週のお題「サボりたいこと」

 

 サボりたいのはやまやまだが、サボってしまうと後で
ツケが来る。といった感じだろうか。
 学生時代はさんざん授業をサボッたが、サボったせい
で、単位を落としたこともある。

 就職してからは、仕事をサボって喫茶店へ行ったり、
資料作りがあるのに飲みに行ったりしたこともあるが、
後でバレて困ったこともある。


 サボりたいことというが、何でサボリたくなるのかと
いうと、気分が乗らなかったり、意義を感じない仕事だ
ったりというのがある。
 例えば、伝達だけの会議とか結論を出さない会議だと
時間の無駄に思えるようになり、サボりたくなる。
 今はテレワークの時代なので、聞いたふりをしている
ようなリモート会議は、実質的にサボっている。


 部屋の片づけとか掃除なども、別にサボりたいと思っ
ているわけではないが、他のことを優先したり、気が付
いたら時間が経っていて、後回しになったりということ
がある。
 別にサボったつもりはないのだが、傍から見ればサボ
っているかのようだ。

 毎日ルーティンワークが決まっていて、それ以外はし
ないという人は、サボるという考えもないだろうが、私
のようにルーティンがなく、不定期に雑多な仕事をして
いると、思考を一時中断して、再度取り掛かるといった
ことも多い。
 会社でも、煙草を吸いに出たり、給茶機でお茶を飲み
に行くようなのは、一見サボっているようだが気分転換
をして生産性を上げるという行為だと思う。
 もっとも、煙草を吸わない人からすると、あいつはし
ょっちゅうサボっていると思われているかもしれない。


 サボっても実害がなければいいと思うが、サボったこ
とで、他人に迷惑をかけたり業務に支障が出るようにな
ったらまずいので、そうそうはサボれない。
 最近は、コロナのせいという訳でもないが、人と会う
のが面倒になってきていて、ミーティングをサボろうと
考えることも多くなってきているのは困ったものだ。
 マスクなしで、オープンに会えるような時代に、早く
なってもらいたいと思う。