やる気は、心の持ちよう

今週のお題「やる気が出ないときの◯◯」

 

 やる気が出ないときにどうするかという前に、
そもそもやる気があるかないかで、対応が違って
くると思う。
 やる気がある人は、どうしたら実現できるかを
考えるのに対し、やる気がない人はできない言い
訳を考えるという傾向がある。

 やる気が出る出ないというのは、やる気がない
訳ではないが、さりとてやる気が十分あるとまで
いかないような状態なのだろう。


 やる気が出る出ないというのは、その仕事なり
勉強なりが好きか嫌いかとスキルが十分か十分で
ないかに左右されるように思える。
 その仕事が嫌いではないが、タスクをこなすだ
けの十分な時間や資源がないとか、自分が能力的
に不足しているといった時に、一方的に命ぜられ
てするとなると、やる気がでない。


 これを打開するのは、人のタイプによって違い
がある。
 開放的な性格であれば、周囲に相談するなり、
積極的に協力を依頼して、周囲を巻き込んで何と
かしようとするだろう。
 一方で、思索型の人は、どのようなアプローチ
をするのがベストなのかを考えた上で、調査検討
と資源の確保に取り組むのではないか。
 いずれにしても、やらないという選択肢がない
場合は、自分一人で悩んでいても前に進まないの
で、試行錯誤をすることになる。


 極端な場合は、意欲が喪失して時間切れになり、
責任放棄ということもあるのだが、ひどくなると
うつ状態になることもある。
 ここまでいくと、周りも放っておけなくなるの
で、何とかしようとするのだが、担当を交代する
しかなくなることが多い。


 私の場合は、自分の能力に限界を感じているの
で、誰かを頼るということが多いのだが、そこに
至るまでの不安と焦燥感を紛らわすには、一杯の
コーヒーと気に入った音楽でリラックスすること
が多かった。
 また、仕事の帰りに仲間内で一杯ひっかけると
いったことも、相談の機会を作る上では有効だと
思う。


 最後は人生観にもつながると思うのだが、仕事
が全てではないし、全てのことに意欲的に取り組
んだとしても、それが幸せということではない。
 自分自身が納得してできるかどうかが、やる気
につながるのだと思う。