エッセイ

ウクライナ危機に思う

ロシアによるウクライナへの軍事侵攻から、既に1か月が経った。 連日、テレビではウクライナでの惨状が伝えられ、見ていて辛いという人が多い。 評論家はいろいろなことを言うが、ロシアが始めた侵攻である以上、これを止めることができるのはロシアしかな…

自由民主党の総裁選に思う

連日のようにマスコミでは、自由民主党の総裁選に立候補した議員の討論会などの様子を伝えているが、今一つ関心が沸かない。 当たり前のことだが、私は党員ではないので、投票権が無いし、投票権があったとしても、本来の政党としての主張がどこにあるのかを…

インターネットに思う

インターネットという言葉について、知らない人は少なくなったと思うが、インターネットの内容について詳しくは知らないという人も多いと思う。 おそらく、スマホを購入すればインターネットにつながるので、電話会社と電話会社でつながるネットワーク位に考…

オリンピックに思う

東京オリンピックの開催まで1週間を切ったが、コロナ禍もあってオリンピックに反対する人達の動きもあるようだ。このタイミングで反対してもあまり生産的でないような気がするが、最近は自分が反対と思ったら、どこまでも反対という人も多いので、開催を妨…

ワクチンピックとリスク管理

今回のオリンピック・パラリンピックは、ワクチンなしには開催できないので、ワクチンピックと呼んでみたが、どうだろうか。 IOCが、世界のオリンピック選手団に向けてワクチンを確保したと伝えられたのが、5月上旬のことだったが、それまではワクチンが無…

夫婦別姓に関する最高裁判決に思う

夫婦別姓を認めないとする民法や戸籍法の規定に対し、合憲であるという判断をした23日の最高裁大法廷の決定を聞いて、やっぱりなと思うと同時に、最高裁判事の感覚が世の中一般とずれているのではないかと思った。 2015年の判決以降、社会の変化や国民…

開催条件を見直してみよう

新型コロナウイルスの感染拡大が止まらない。この状況を内閣官房参与が「さざ波」と表現し東京オリンピックの中止を訴える人を揶揄したのが問題になっている。 経済学者に多く見られる傾向だが、表面的な統計数字だけを見て、現場の実態を把握せずに、一方的…

デジタルお守り

今週のお題が休みになったのと諸事多用で、書き込みが遅れてしまった。ここのところ結構固い話が多かったので、今回は冗談話をしようかと思う。 キャッシュレス化ということで、お賽銭をキャッシュレスでできる神社があるようだが、それなら「デジタルお守り…

人生100年時代と言うけれど

いつの頃からだろうか、人生100年時代と言うようになったのは。昔は人生80年とか言っていたのが、平均余命が80歳を超えるようになってからは人生90年かなと思っていたのだが、いつのまにか宣伝で人生100年時代という言葉を聞くようになった。 お…

夏休みの宿題

暑さ寒さも彼岸までと言って、ようやく暑さの峠が見えた感じだが、今年の夏は新型コロナウイルスのせいで、皆生活が狂ってしまっているように思える。 子供たちも、長いコロナ休学のせいで、夏休みが短くなったり、いつもなら楽しい夏休みを過ごすことができ…

私の好きなもの

サウンド・オブ・ミュージックの中に、my favorite thingsという曲があるが、私は舞台でなく映画で見たのは子供の頃だった。英語の歌詞を字幕で見たと思うのだが、それ以上にこの歌曲のメロディと歌詞の軽妙さに引かれたものだった。 その英語の歌詞のように…

つばめの巣立ち

何年前からか、朝散歩している時に、つばめの巣があるのに気が付いた。当然のことながら、春にならないとつばめはやってこないので、春になるといつ来るのか、朝確認するのが習慣になった。 都会でも、昔はつばめをよく見かけたが、最近は古い家が少なくなっ…

父親の存在

父が亡くなってから、十数年。今では、父親の存在を意識することはあまり無くなってしまったが、昔は良くも悪くも意識せざるを得なかった。 学生の頃は、稼ぎがないので、旅行へ行くとか、欲しいものがあれば、親の許可が必要だったし、成績もそれほどいい訳…